若手社員アンケート

若手のうちから第一線を任せてもらえる

情報を提供しながら、お客様のニーズを引きだす

 名古屋地区の鋳造工場への営業をしています。特に、私は当社がメインに扱っている鉄スクラップの仕入れと管理を担当しています。顧客を回るルートサービスが基本で、ふだんは注文の確認をするのが主な仕事ですが、そこで大切なのは情報収集です。実際にお客様の工場など現場に赴き、困っていることを探し、どう商売としてアプローチするかを考えます。お客様は、鋳物銑鉄のメーカーや同業者の動きがわかりづらいので、こちらから情報を提供しながら、お客様のニーズを引っ張り出します。また、販売するだけでなく、お金の回収も営業の大切な仕事の一つです。そのためにも取引先が適切な経営をしているかどうか、経営状況を見る目も養わなければと思っています。


支店でも自分次第で海外と取引できる

 今までで思い出の仕事は、鋳物用コークスを輸入する中国に出張した時のことです。船に積み込む前の品の確認や製造工場の視察が目的で、石炭の産出地の現状を見てきました。北京から車で数時間も内陸に入ります。とても貧しい地区で、海岸部と内陸部の格差を目の当たりにしました。商社といえば、海外で活躍できるイメージで入社される人もいるでしょう。当社にも海外とつく部署がありますが、私のように名古屋支店に所属する者でも、海外との取引も可能。自分次第ですね。お客様に製造工場について話す時、中国出張に行くまでは本社から伝わっている情報しか提供できませんでしたが、今では自分の目で見てきたものについて説得力のある話ができるようになりました。後輩の指導教育にも、こうした経験の積み重ねは役に立っています。自分の声で話すことで信頼感が生まれたのか、コークスについて後輩たちが相談をしてきてくれるようになったのが嬉しいですね。


経営者と渡り合い多くを吸収する

 現在、力を入れているのが新規のお客様の開拓です。困っていることを探して、そこからアプローチしていくのは、既存のお客様への対応と同じです。ただ、「買って下さい」と言って買ってくださるものではありません。販売につなげるには、やはりこちらから有益な情報をもっていくことが肝心です。それから、人脈も大切にしています。大手企業にもなると、なかなか相手にしてもらえるものではありませんが、仕事で培った人脈でいかに上の方を引っ張り出してくるか、それも手腕の一部です。
 そんな仕事でのやりがいは、支店では少人数で動くため、入社して1、2年の若いうちから第一線で活躍できるという点です。大手企業を相手に取引する醍醐味もありますが、中小企業のお客様は、大黒柱である経営者と直接交渉できるので、とても勉強になります。父親くらいの年齢の経験豊かな方と同じ舞台で仕事をするには、もちろんそれなりの事前準備や勉強が必要で苦労もありますが、経営者の経験や人生観を伺う中で、吸収するものがたくさんあります。



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